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森山亜希

Aki MORIYAMA

森山亜希

森山亜希の作品はジェンダーやセクシュアリティをテーマにすることが多い。
作品の中に描かれるドールにも肉体と精神がかい離しているトランスジェンダーの様相を奥に秘めている。
2016年に「第3回CAF賞」にて山口裕美賞を受賞。
同年に「シェル美術賞2016」にも入選し、現在東京藝術大学油画科に在学中。
2015年にはなんと「ミス藝大2015準ミス」にも輝いている美貌の持ち主だ。

森山亜希の描くドールには「人間劇」があると言う。
おとぎ話や夢のような世界にいるドールたちは美しい存在であるが、何か言いたげな無表情な顔が憂いを秘めている。
我々人間は、人前で体裁を整え、化粧し、着飾っていると徐々に人形のように見えてくる瞬間がある。
他方、ドールもその肉体を堂々とさらけだしていけば、思慮深さや精神性が深まるのかもしれない。そういったさまざまなイメージを想起させ、私たちに問いかける作品となっている。

森山亜希は物体であるドールに生命が宿っているかのように魅せるために、いつもファンタジー性を強く意識して描いている。森山がドールを描くのは、人間の所作だけでは表現出来ないものをドールには表現することが出来ると考えているからのようだ。

ドールというモチーフを使って、ジェンダーやセクシュアリティの問題に立ち向かう森山亜希は社会性の強いメッセージを掲げているのであるが、描写の巧みさと表現力の豊かさで鑑賞するだけでも十分に値する作品となっている。

藝大の在学中においてひと際強い輝きを放つその存在力は、今後の大きな可能性を秘めている逸材であることは間違いない。
今後の活躍を信じて、コレクションのひとつに彼女の作品を入れておくことは得策であろう。

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