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ayaka nakamura

ayaka nakamura

ayaka nakamura

1988年、東京都生まれ。
2013年、武蔵野美術大学油絵学科版画専攻卒業。

小さい頃は家具や壁、どこにでも絵を描いているような子どもだった。
高校時代も絵を描くということが当たり前のように日常の中にあったため、美術の道に進むという選択になかなか気付けなかった程だ。絵を描くことが好きかと聞かれたら分からないとさえ答える ayaka nakamura にとって、その行為は息をするのと同じようにずっと傍にあるものなのだ。

画家となった彼女は今、人の心に寄り添い、言葉を介さずとも誰かとつながれる安心感を絵で生み出そうとしている。記憶に眠る風景を鮮やかな絵の具を塗り重ねて生き生きと描き出し、何を語るでもなくダイレクトに記憶や感情に接続する。それは一瞬で心を解き放ってくれるような力強さと優しさにあふれ、人との関わりを大切に考える ayaka nakamura の人柄をそのまま映し出しているようである。

現在は、繊細かつ力強い画面づくりが評価され、アーティストのミュージックビデオやアートワーク、テレビ番組のアニメーション、装丁のイラストなども手がけている。
映像作家100人 2015(BNN出版)にも掲載、2016年には六本木アートナイトで行った横7m・高さ3mのライブペイントが好評を受け、イベントなどに出演するようになるなど、右肩上がりの活躍っぷりだ。

画家・木版画家としての国内外での活動の場も広げ、主な個展にPepper's Gallery(東京)、江夏画廊(東京)、参加したグループ展はEPICENTRO ART(ベルリン)、SHOK JAIN GALLERY(NY)、WAH Center(NY)、Anthology Film Archives(NY)などがある。
ますますの成長が期待できる ayaka nakamura の作品を、まずは最初の一枚とされてはいかがだろうか。