アルバイトを辞め作家活動のみで生計を立てたいが、取り扱いギャラリーだけでは販売点数が少ない。現在は社会人だが作家として本格的に活動したいなど、こんな悩みや考えをを持った作家は多くいるのではないでしょうか。

プロの作家として活動するべく、個展やグループ展を通じて精力的に発表しているものの、作品の販売に苦心されている方をはじめ様々な才能を開花させるために、タグボートはアーティストの皆さんと共に尽力してまいります。

タグボート取り扱いになった作家の紹介

実際にTAGBOAT主催のアートイベントやTNGSからスカウトされた作家は、どこが評価され取り扱いになったのかを紹介します

シムラヒデミ Hidemi Shimura

武蔵野美術大学の空間演出デザイン学科ファッションデザイン専攻を卒業後、3DCG制作者として数年働き、その後本格的に作家活動を始めたシムラヒデミ。

2007年より、上海に拠点を移し2013年12月まで滞在。 当初そんなに長く留まる予定ではなかたったものの、もともと好きだった街というのもあり、気づけば7年近くを上海で過ごす事になった。

シムラヒデミ 作品一覧ページ

2014年秋頃より、TAGBOAT主催のアートイベントに参加した事をきっかけにTNGSに作品を登録。 直後より作品が動くようになった。

一度に50点まで販売中の作品を登録できるという事もあり、積極的に作品を展開。 インスタレーションとも言えるような大作も作っているが、あえて場所を選ばずに飾れ価格も低めな小作をメインに販売をする事で、確かな実績を作っていった。

オンラインでの実績だけでなく、TNGSを始めるきっかけとなったアートイベント「TDW ART FAIR」でも見事に準グランプリを受賞。リアルな空間でも作品のクオリティーが高く評価される。

このような販売実績や作品のクオリティーだけでなく、シムラ自身がこれからの作家活動に持つビジョンや、もともと持っている人間性の面白さなど、総合的な視点から強い魅力を感じ、TAGBOAT取り扱い作家として、プロモーションするに至る。

エスキース段階。コラージュによりイメージを作り、使う刺繍糸の色もこのイメージをもとに選ぶ。

作品細部。あらゆる刺繍糸の色味がぶつかり合いながら、絶妙な調和を生み出していく。

シムラヒデミ 作品一覧ページ

石川美奈子 Minako Ishikawa

ここまでに美しいグラデーションを描くことのできるアーティストは世界広しとはいえ、探すのは難しいだろう。

石川美奈子の作品の真骨頂は、1本の細いアクリルで描かれた線をその配色を微妙に変えながら幾千にも並べられたその美しさにある。 細い一本の線を左右にぶれることなく一直線に同じ太さで描き続けることは尋常なことではない。まさに神のなせる業である。

石川美奈子 作品一覧ページ

限りなく透明に近いような美しい色を持った線の集合により、壮大なスケールを持ったグラデーションを作り出す。 作品制作において紆余曲折を経ながらたどり着いたこのスタイル。

グラデーションといえば石川を置いて他にいないだろうと言い切っても過言でないくらい、独自のスタイルで作家としての在り方を確立できている、数少ない作家の1人だ。 現在はGALLERY HIRAWATAに所属する共に、TAGBOAT取り扱い作家として、多方面で活躍している。

TNGSでの作品販売や、他ギャラリーでの展覧会開催の他、積極的にTAGBOAT主催のアートイベントに参加。第9回タグボートアワードでは見事にグランプリを勝ち獲り、台湾での展示の機会を手に入れる。

台湾ではまだ無名な作家ながら、展覧会初日に販売が成立。作品の面白さやクオリティーの高さが改めてそこで証明された。

>>第9回タグボートアワード in Taiwan

その他にタグボートが評価したのは、作品制作に関わる全てへのこだわりだ。一本の線を引くために緻密な計算のもと、一色一色を作り出す。想像するだけでも気が遠くなるほどの作業だ。 また、作品の展示方法や、そもそもの制作環境作りにも惜しみなく力を注ぐ。常に作品のために全力で向き合う真摯な姿勢が、キャリアアップに直結していったのである。

現在では一般企業から受注制作の依頼が入る程の人気作家で、いわゆるアートコレクターではない人たちからも、多く支持されている。 その作品制作に対する情熱が、これから益々多くのファン獲得につながっていくだろうという期待感が募るばかりである。

アトリエの画像

絵具作り

6mにも及ぶ作品

石川美奈子 作品一覧ページ

大谷太郎 Taro Otani

20歳でドイツに渡り、国立アカデミーでの絵の修業を経てベルリンで創作を続けながら、国内外で絵を販売してきたという非常にエネルギッシュな大谷太郎。 TAGBOATでは常に売上げ上位者としてランクインする一方で、ギャラリーには所属せず、インディペンデントな流儀を崩さないユニークな立ち位置の人気画家としても知られています。

大谷太郎 作品一覧ページ

TAGBOAT取り扱い作家として、すでにかなりの販売実績を持つ大谷太郎。 販売点数・金額共に、現代アートシーンの先端を行く著名作家を抜いて上位に食い込む程の人気ぶりだ。

爽やかなまでに無国籍な魅力が広がる一方、日本の四季が意識された彩り豊かな作品世界の 面白さはもちろん事、”作家”とうい自身のブランド作りをするための行動力や嗅覚が高い所が、大谷のもう一つの魅力。

今後の活動範囲を自分の力で広げていける頼もしさと鋭いセンスが光り、TAGBOAT 取り扱い作家にステップアップした。

作家は、ただ作品を作るだけで終わってしまっては駄目で、それをどのような形でどのように見せていくべきか、そのためにはどんな方法をとるべきなのかを考え実践していく必要があり、大谷はすでにそれができている作家である。

これからの更なる飛躍にも注目が集まっている。

作品だけでなく、スマホケースやポストカードなどのグッズも展開

TAGBOATの他、自身のHPやハンドメイトサイトなどにも販売網を多く設けている

>>大谷太郎のインタビューはこちら

大谷太郎 作品一覧ページ

TAGBOAT取り扱い作家になるための方法

TAGBOATでは以下の方法より、取り扱い作家を随時募集しています。

TAGBOAT主催のアートイベントから選出