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本作は漫画家姜 金羽(JIANG JINYU)と美術家サカイケイタによるコラボレーション作品です。本シリーズは全6枚あります。今回は選定して4ページを出品いたします。ゲシュタルト心理学の図と地の問題を用いて、見る行為と形(フォルム)の本質についての問いを提起するシリーズです。
私は小学生の頃から漫画は絵本のように楽しむことが多くあった。キャラクターのセリフを読むことなく擬音語や描写からストーリを予想して読んでいた。そのため読むということよりも眺める感覚が漫画にはある。そんな眺めものとしての漫画で楽しめるところは黒く印刷された描写ではなく余白のリズム性である。多くの人は意味を主格に情報を読み取るため黒い線に注目をすることが多いかもしれない。しかし私は図と地を反転させた世界を好む。日常の中でこのような認知の偏りを大人になって気づいたことから周囲に中央がある関係性でものを観察していた状況下にいることを知った。

読むこと、見ることが曖昧になる時私たちは見える世界について何を考えるだろう。
何を見ているのか。
何が見えているのだろうか。
自己の認知について向き合うと見える世界の不確かさに気付かされる。

サカイケイタ

Composition of colors―無限扭蛋機 #4

Composition of colors―INFINITY GACHA #4
tagboatArtFair2024

Keita SAKAI

作品本体価格Sellng Price(Artwork)
¥ 150,000
箱代/額装費Framing Price
¥ 4,360
消費税Tax
¥ 15,436
合計金額(税込)Total(include tax)
¥ 169,796

More Details

コミック、紙、カラーペン

comic, paper, pen

サインSignature
あり Yes
EDITION
オリジナルunique piece
制作年Year of Creation
2022年
サイズSize
59.4x 42 cm
作品の状態Condition
良好good
額仕様Frame Specification
ありframed
額寸Frame Size
x x cm
納品期間Shipping Time
約5週間5-6weeks
特記事項Notices
※既存額でのお渡しとなります。(作品使用漫画: 無限?蛋機、作者:姜 金羽/JIANG JINYU、制作年:2022年3月)「tagboat Art Fair 2024」出展作品となります。会期終了後約5週間でのお届けとなります。
作品IDItem ID
73369

Profile

1997年 東京都生まれ。
2017年 東京造形大学造形学部彫刻専攻領域二年次修了
2019年 武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒業
2021年 武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻彫刻コース修了

ディスレクシア(読み書き困難)による知覚の特性を出発点として、識字に関する「認識のズレ」をテーマに彫刻を制作している。日常の些細な行為を作品に織り込み、認識の曖昧さ(ヒューマンエラー)を考察しながら活動を行う。作品を通して知覚とコミュニケーションにおける新たな視点を探る。2019年CAF賞最優秀賞受賞。2020年公益財団法人クマ財団クリエイター奨学金第4期奨学生。群馬⻘年ビエンナーレ2021入選。WatowaArtAward2022入選。神戶アートマルシェ2023入選。WatowaArtAward2023準グランプリ・⻤頭健吾賞受賞。

主な個展に、「Underline-生活の記号と関わる」(8/CUBE+COURT、東京、2020)「codecode」(KITTEmarunouchi4F、東京、2021)「COLORS-色彩変奏曲」(拉姆美術館、中国、2021)「PLAY-PatapataNurinuri」(A.R.C生活空間、中国、2022)

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