昨年度の様子

昨年の開催の様子

Independent Tokyo 2021 では、出展ブースのほかにトークショー、表彰式などのイベントを行いました。
にぎわいを見せた会場風景を写真でご紹介します。

Independent Tokyo 2021 参加者のご感想

グランプリ受賞 フルフォード素馨

グランプリ受賞 フルフォード素馨

Independent Tokyo 2021に出展して

昨年はじめてIndependent Tokyoに参加させていただいたわけですが、私にとっていちばんの収穫はなんと言っても、さまざまなギャラリストさんと知り合えたことです。作品を見せながらお話をして、アドバイスをいただける機会もたくさんあり、業界の知識や常識もちんぷんかんぷんの私にとっては大切な道しるべとなる、貴重な出会いでした。

ここで知り合ったのをきっかけに、グループ展や個展のチャンスもいただけることとなり、急激に発表の機会が増えましたし、色々なタイプのギャラリーからギャラリストさんが審査員として参加なさっていたので、多角的に自分の作品を評価していただけたことで、とても自信がつきました。

  • グランプリ受賞 フルフォード素馨
  • グランプリ受賞 フルフォード素馨

最終的に賞をいただいた驚きを除けば、とにかくいろんな作家さんと、いろんな鑑賞者の方がいらしていたのも印象に残っています。私の前のブースの方はストリートフォトを専門にするフォトグラファーさんだったのですが、ライバルにもかかわらず、ずっと見ているうちに作品がだんだん好きになってきて、ついには2点購入してしまいました笑

鑑賞者の方々に関して言えば「みるぞ!」という気合が凄まじいです。
昨年は開催日2日目が台風で、荒れた天候だったと記憶しているのですが、そんな天気だとは思えないくらいに、たくさんの方が来場なさっていました。皆さん気まぐれにフラっと見に来る感覚では無いのだなと思い(むしろ気合いを感じ)、衝撃を受けたのを覚えています。

どんな世界でもそうだと思いますが、幸せに仕事をしたければ、ご縁が何より大事だと思っているので、自分の作品をとにかく沢山の人の目に触れさせることのできるIndependent Tokyoに参加したことは、少なくとも私にとっては、人間関係に大きな広がりを生む一大イベントでしたし、どなたが参加しても、何かしらの収穫のあるイベントなのでは、と思います。オススメです。

準グランプリ受賞 豊田涼介

準グランプリ受賞 豊田涼介

Independent Tokyo 2021に出展して

Independent Tokyo 2021に参加するまで自分は展示発表をしたことがありませんでした。それはまだ自分の作品を自信を持って発表することができなかったからです。実験的な作品が多く、あまり人に見せる物ではないと思っていました。ですがこの頃から少しずつ自分が作りたいものが見えてきたのでたくさんの作家の皆さんと並列して自分を見れる良い機会だと思い挑戦しました。

参加した感想として、まず自分の作品を多くの方に見てもらえたことが素直に嬉しかったです。立ち止まってじっくり作品を見てくれた時に、やっと自分も作家としての活動ができたという感覚がありました。

  • 準グランプリ受賞 豊田涼介
  • 準グランプリ受賞 豊田涼介

審査員の皆さんともお話ができて、いろいろな角度から作品を批評してくださいました。多くの作品を見てきたギャラリーの方々と交流できることは自分にとって大変意義のある時間でした。作品の中にある、自分でもわからない部分を知ることができました。
また多くの作家さんと出会うことができたので一緒にイベントに参加した方々とは今でも繋がりがあります。

イベント後はギャラリーとの繋がりも増えてグループ展が決まったりしました。
その中でも一番大きな変化は自分自身のモチベーションが上がったことです。自分の作品を多くの方に見てもらえたこと、そして自分の作品を認めてもらえたという実感を得られたことで自分が作家として生きていくという思いがより一層強くなりました。