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小久保潤一

Jun'ichi Kokubo

小久保潤一

1973年神奈川県生まれ。
多摩美術大学出身。

製図工だった父の影響もあり、子供の頃から棚にあるテンプレートや製図ペンをおもちゃにして絵を描いていたという。
十代に入ると模型や工作等の立体にも手を出すようになり、工業デザインという職を見据え、美大進学を意識し始める。建築への興味から廃墟をスケッチし出したのもこの時期である。

小久保潤一は緻密なタッチで空想の世界を描写し、SF映画のように未来の都市を創造する。細かく描き込まれた水面や窓の反射には、背後に隠され物語が映り込んでいるかのようだ。しかしそこにはいくら探しても人の気配はなく、怪しい雲の隙間から光が差し出されている。観れば観るほど、想像は広がっていく。

2014年には、作品集「ある幻想の未来」を個人出版。すべての掲載作品が同一世界に見えるように、季節や天候の時系列にもこだわったという。「将来、絵画という表現形態では飽き足らなくなるかもしれない」と話す小久保潤一は、新たな表現を求め進化し続けている。

全日本アートサロン絵画大賞展優秀賞、タグボートアートアワード 準グランプリなど受賞多数。今後のさらなる活躍に目が離せない。