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小森紀綱

Akitsuna Komori

小森紀綱

経歴/career
1997 鹿児島県に生まれる
2017 武蔵野美術大学造形学部油絵学科油絵専攻入学
2018 吉岡堅二邸調査メンバー /東大和市立郷土博物館(東京)
2019 得度 /高野山専修学院(和歌山)
2021 武蔵野美術大学造形学部油絵学科油絵専攻卒業

展示/exhibition
2019 MAUコンクール 山本大貴賞 /武蔵野美術大学(東京)
2020 シェル美術賞 入選/国立新美術館(東京)


小森は鹿児島に生まれ、仏教やキリスト教など多様な宗教を意識しながら育った。
武蔵野美術大学の油絵科に入学後は制作に励む一方、僧侶となる修行のため、高野山専修学院にて得度を受けた。
宗教的にハイブリッドなバックグラウンドから来る小森の思想は固定概念を打ち破る。
徹底したリサーチのもと生み出される作品は、古典絵画の文脈を引用しながら、宗教の枠を超え新しい感性を持って瑞々しく描かれる。
新しい時代の伝道師とも言える小森。いずれ僧侶となった後もアーティストとして精進し続け、その進化は留まるところを知らないだろう。
次々と展開される作品群に今後も目が離せない。