カワヲワタル
KAWAWO Wataru
青森県生まれ
2012年 多摩美術大学造形表現学部(夜間)造形学科 卒業
カワヲワタルの作品が掲げる大きなテーマは「身体」だ。
体をなぞる生々しい輪郭線と、命を持つように巻きつき、縛り、解けだす赤い線が、単純かつ大胆な構図の中に浮き上がる。
心地よい曲線や強弱を活かした巧みな線は、筆を握るカワヲワタル自身の身体の軌跡が刻まれていて、作品の生っぽさをさらに引き出しているのだ。
この絵から受ける生理的な感覚は圧倒的なインパクトを持ち、観る者を決して飽きさせない作品力となっている。
2018年「 カワヲワタル展 」Gallery Q、2017年「 Independent TOKYO 」ヒューリックホール 、2016年「 ワンダーシード2016 」トーキョーワンダーサイト渋谷など個展・グループ展多数。 今後のますますの活躍に注目が集まる作家だ。 お気に入りの作品が見つかったならば、必ず押さえておいたほうがよいだろう。