Independent Tokyo について
Independent Tokyoとは、若手の新進アーティストが自身のアート作品を展示販売することができるブース出展型のアートイベントです。若手アーティストの登竜門として、作家のキャリア支援を目的としています。 イベント会場では新作が発表されるだけでなく、ギャラリストが自分の画廊で展示する作家を探す場でもあります。今回のために選ばれたギャラリスト審査員が丁寧に作品を評価していきますので、出展作家にとっては次のキャリアにつなげる重要な機会となります。
新しいIndependent Tokyoへ
Independent Tokyoの前身として、タグボートがYoung Artists Japanという作家主体のアートフェアを2008年に立ち上げて15年が経過しました。16年目は装いも新たに、進化したIndependent Tokyoとしてスタートすることとになります。
まず、2日間のイベントだけで本当のアーティスト支援が完成できるのだろうかと、という疑問から始まりました。その答えとして、アーティストがプロとして活躍するためには、中長期にわたって我々が作家と直接関わっていくことが重要だと考えました。そのために、今年から「トクミツコンサル」という名前で、タグボート代表が出展まで半年をかけて、アーティストと数回にわたるセミナーや、個別に作品を見て意見交換するポートフォリオレビューを行うこととしました。つまり、Independent Tokyoをゴールとして、そこに向けて時間をかけて入念に仕上げていくところが今年のIndependent Tokyoがこれまでと違うところなのです。
「せっかく出展するなら全員を勝たせたい」、という想いでやっていきますので期待していただきたいと思います。
株式会社タグボート 代表取締役 徳光健治