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かつて写真の登場によって均質化したイメージは、今ではデジタル化され、支持体に縛られることなく、あらゆるかたちで日常に溢れています。一方、絵画は同じく平面作品でありながらも、常に物質性を伴う表現方法として存在してきました。多くの作家たちが、現在でもキャンバスに絵具という古くからの手法で制作を続けています。この二つの図像をめぐる対照的な状況が、お互いにどのような影響を与えるのか。このようなことが私の制作におけるコンセプトの一つになっています。
山崎怜太
Ryota Yamazaki
acrylic on canvas