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部屋の中から眺めた景色が時間の経過とともに少しずつ変化していくという短いアニメーションをループさせた映像作品。既存の絵画表現とアニメーションをうまく融合させたジュリアン・オピーの独特な表現をを楽しむことができる1点です。
ジュリアン・オピー
Julian Opie
映像作品
1958年、ロンドン生まれ。1979-82年ゴールドスミス・カレッジ・オブ・アートで学ぶ。卒業と同じ年、イギリスの老舗画廊リッソン・ギャラリーで行われたグループ展に、アニッシュ・カプーア、キース・へリングなどの大御所に混じって作品が展示されるなど、デビュー当時から高い注目を集める。ジュリアン・オピーは、人物のポートレイトを描き始めた1997年頃以降、10年以上に渡り数多くのポートレイトを描いてきました。それぞれの人物のリアルな存在感を感じさせるポートレイトのシリーズは多くの人々の共感を呼び、今ではアーティストの代表作というべきシリーズになっています。人物を主題とした作品以外にオピーは風景画も制作してきました。いずれのシリーズにおいても対象の様々な要素を簡潔に整理・単純化し、シンプルな色彩表現を用い、時に細部を大胆に強調することで対象に生き生きとした存在感を与えることに成功しています。