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1980年からリキテンスタインは「ブラッシュ・ストローク(筆跡)」のシリーズを発表するようになりました。こちらは1983年に制作された「7つのりんご木版シリーズ」からの一枚。技法は手彫りの木版、生漉奉書に水性インクを用いて、ばれんで刷り上げた「ジャポニズム」な作品。和風で落ち着いた雰囲気ながらも、95x82.5cmの大きさで迫力も満点!リキテンスタインの主要な作品の一つ、ブラッシュ・ストロークをどうぞご堪能下さい。(リキテンスタイン版画カタログ・レゾネNo.199)
ロイ・リキテンスタイン
Roy Lichtenstein
木版
1923年生まれ。アンディ・ウォーホルらとともにポップ・アートの代表的な画家。新聞連載の通俗な漫画の1コマを、印刷インクのドットまで含めてキャンヴァスに拡大して描いた作品群で有名。漫画の持つ単純だが強烈な線、単純化された色彩などの表現力を油彩で表現している。