JavaScript を有効にしてご利用下さい.
「記憶の欠片」シリーズの1作です。自分自身の存在を支えている記憶の集積、そのひとつずつを「夢のかけら」「夢につながる断片」ととらえて絵で表現した力作です。本作では、具象とグラフィックの交錯が新鮮な魅力を生んでいます。2015年のグループ展「ゆめにさまよう」で展示されました。
谷川千佳
Chika Tanikawa
水彩紙にアクリル絵具、鉛筆、インク
acrylic,pencil,ink on paper
1986年、富山県生まれ。2010年、神戸大学発達科学部を卒業後、デザイン系専門学校勤務を経て、フリーランスのアーティスト / イラストレーターとして活動を開始した。国内外で作品を発表し続けるほか、三津田信三「どこの家にも怖いものはいる」(中央公論新社)、乾ルカ「奇縁七景」(光文社)の装画を担当するなど、幅広く活躍中。短編漫画の制作や、音楽アルバムのジャケット、ライブステージ装飾のイラスト、テキスタイルの図案提供なども。最近の主な個展に「ヨルがくるけど」(2024年、神宮前・OPA gallery)など。 谷川千佳 HP http://chikatanikawa.com