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“荒廃空き地”

セクシャリティを主題とし、身体を撮ることで他者との関係性を問い続けるアーティストとして知られる鷹野隆大。しかし本作品は少し違った表情を見せている。彼が「毎日写真」と呼び、1998年から取り組んでいるシリーズである。

「IN MY ROOM」のような性や体を撮るシリーズのほかにも取り組んでいるものがあります。そのひとつが「毎日写真」で、「何も考えずに撮る」ことを第一にして1998年からずっと続けています。
 きっかけは、「作品撮り」をしている時間に比べて、撮っていない時間のほうがずっとながいことに気がついたことです。そもそも写真は「ハレ=非日常」のものであってはいけないと考えてスタートしたのに、いつのまにか特別な日にしか撮らなくなっていて、それじゃまずい、もっと「ケ=日常」のものにしなければと思ったんです。
初めは「写真の記録性」を意識したいましたが、続けるうちに「写真と記憶」の結びつきに興味を持つようになりました。ただ、10年近くやってみて、どうやら二つは別のものだと感じ始めていますが。
 「毎日写真」とこれまで発表してきたシリーズは、いまのところ直接関連はありません。でも、最終的にはうまくつながってくれることを期待しています」
(アサヒカメラ/朝日新聞社 2007年4月号より抜粋)#script tag escaped#flgDispRecommend=false;#script tag escaped#

'06/03/24 (シリーズ「毎日写真」より)

'06/03/24

Ryudai Takano

SOLD OUT

More Details

C-プリント

サインSignature
あり Yes
EDITION
ED -/8
制作年Year of Creation
2006年
サイズSize
40.6x 50.8 x3cm
作品の状態Condition
良好
額仕様Frame Specification
グレー調/マット
額寸Frame Size
46x 61x 3cm
納品期間Shipping Time
約4週間
特記事項Notices
作品IDItem ID
4348

Profile

1963年 福井県生まれ
2006年 第31回木村伊兵衛写真賞受賞
東京都在住

[個展]
2010  「金魚ブルブル」ツァイト・フォト・サロン(東京)
2010  「それでも、ワールドカップ」東塔堂(東京)
2010  「イキガー」ギャラリーラファイエット(沖縄)
2009  「公開製作46 記録と記憶とあと何か」府中市美術館(東京)
2009  「おれと」ナディッフ アパート (東京)
2008  「ゆらぎ」カームアンドパンクギャラリー(東京)
2008  「ぱらぱら」ツァイト・フォト・サロン(東京)
2008  「毎日写真」ユミコチバアソシエイツ ビューイングルーム/銀座(東京)
2007  「毎日写真」GALLERY at lammfromm(東京)
2006-07 「ぼくの部屋」ギャラリーM(愛知)
2006  「男の乗り方」ツァイト・フォト・サロン(東京)
2006  「第31回木村伊兵衛写真賞受賞作品展 In My Room」
2006  コニカミノルタプラザ ギャラリーC(東京)
2006  「イン・マイ・ルーム」ナディッフ(東京)
2005  「Common Sense」ツァイト・フォト・サロン(東京)
2002  「Twelve Messengers(十二使徒)」ツァイト・フォト・サロン(東京)
2000  「ヨコたわるラフ」ツァイト・フォト・サロン(東京)
1999  「人体-その等倍という幻想」ツァイト・フォト・サロン(東京)
1996  「集合する肉体」イル・テンポ(東京)

[グループ展]
2011  「MODERNITY STRIPPED BARE」University of Maryland(ワシントン,アメリカ)
2010  「写真分離派宣言」ナディッフ(東京)
2010  「スナップショットの魅力-かがやきの瞬間-」東京都写真美術館(東京)
2010  「Beyond The Border」Tangram Art Center(上海、中国)
2010  「木村伊兵衛写真賞35年周年記念展」 川崎市民ミュージアム(神奈川)
2010  「私を見て!ヌードのポートレイト」 東京都写真美術館(東京)
2010  「まばゆい、がらんどう」  東京藝術大学大学美術館(東京)
2009-10 「貴方を愛するときと憎むとき」 沖縄県立博物館・美術館(沖縄)
2009  「中国現代美術との出会い ―日中当代芸術にみる21世紀的未来」 栃木県立美術館(栃木)
2009  「第5回 太宰府天満宮アートプログラム 高松次郎|鷹野隆大 “写真の写真”と写真」
2009  太宰府天満宮 宝物殿(福岡)
2008  「PARIS PHOTO 2008」カルーセル・ドゥ・ルーヴル(パリ、フランス)
2008  「Daegu Photo Biennale 2008」 
2008   EXCO テグエキシビジョンアンドコンベンションセンター(テグ、韓国)
2008  「Backlight 2008 Tickle Attack 8th International Photography Triennial」  
2008  エキシビジョンセンター TR1 (タンペレ, フィンランド他)
2008  「写★新世界」 せんだいメディアテーク(宮城)
2008  「鷹野隆大×尾仲浩二 上海二人展」 ギャラリー街道(東京)
2008  「液晶絵画展 スティル|モーション」 
2008  三重県立美術館(三重), 国立国際美術館(大阪),東京都写真美術館(東京)
2007-08  「A Private History」
2007-08フォトグラフィックセンター(コペンハーゲン、デンマーク),VB-フォトグラフィックセンター (クオピオ、フィンランド)
2007  「Japan Caught by Camera  Works from the photographic Art in Japan」
2007  上海美術館(上海、中国)
2007  「現代日本芸術祭」 ヘイリ芸術村(ヘイリ、韓国)
2005  「ポスト・ジェンダー」 ティコティン美術館(ハイファ,イスラエル)
2005  「85/05:幻のつくば写真美術館からの20年」せんだいメディアテーク(宮城)
2004  「out of the ordinary / extraordinary」
2004  カーサ・アジア、バルセロナ、スペイン、その他、現在も各国を巡回
2004  「日常の変貌」群馬県立近代美術館(群馬)
2003  「Mask of Japan : Japanese Contemporary Photography」aura gallery(上海,中国)
2002  「Japanese Contemporary Art 展」トルコ中央銀行ギャラリー(イスタンブール,トルコ)他
2002  「手探りのキッス 日本の現代写真」丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(香川)
2001  「手探りのキッス 日本の現代写真」東京都写真美術館(東京)
2000  「VOCA展2000」上野の森美術館(東京)

[パブリック・コレクション]
東京都写真美術館
国際交流基金
川崎市市民ミュージアム
上海美術館
太宰府天満宮

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