春夏秋冬、各季節を描いた“Period”シリーズから、“春”をイメージしたやわらかな一作。玄関先や階段脇、洗面所、などどこでも気軽にかけられる。シンプルで小さいけれどシックな色調からゴージャスな雰囲気まで、色彩を使い分ける若き達人画家のなせるものだ。
また、それぞれのイメージの位置がピッタリ決まっている。カワイーと思えるのは多分サイズのせいだ。どの作品も100号に拡大しても文句ないような、つまり構成が堂々としている。エドワード・ルッシェの作品と並べてみたいほどだ。静的イメージにはダイナミックな色彩が付され、動的なイメージには落ち着いた色彩。どんな部屋にも1点あるとインテリアがしまってくるお勧めの作品。