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色とりどりのタイルピースを造形し貼り合わせて絵を構成する、ユニークなタイルモザイク手法で創作を続けている落合香木(かなぎ)氏。つややかな素材質感をいかしながら、タイルを自在にマトリクス化して童話のワンシーンのように温かみのある描画を創出。おもに少年や少女の感受性の世界へ、自己の内面を投影しながら表現しています。室内装飾にぴたりとマッチする絵として、おすすめです。本作は、「真逆の過程を経た同一の結果」をテーマに制作されたもの。個展「白い午後」(2018年、仙台・SARP)にて展示されました。
落合香木
Kanagi Ochiai
タイル、モルタル
tile, mortar
1988年、宮城県生まれ、2011年、東北生活文化大学生活美術学科を卒業後、本格的に創作活動を開始。最近の個展に「白い午後」(2018年、仙台・SARP)、「点在した日」(2019年、仙台・晩翠画廊)、「落合香木展 N.E.blood 21 vol.72」 (2020年、気仙沼・リアス・アーク美術館)など。「モザイクビエンナーレ 2011」笠原賞、「モザイク展 2017」タイルミュージアム賞。仙台市在住。