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黒田阿未(くろだあみ)氏は、紙版画(板紙凹凸版)を中心とした手法で創作している新鋭です。彼女にとって制作活動は「私とは何者であるのか」という問いかけであり、「制作することで自身と向き合い思考し、確認し、会話している」のだといいます。少女たちの夢や空想、深く濃い耽美を主題にしたその繊細な表現は、数々のコンクールやグループ展で高い評価を得ています。

本作は黒田氏自薦の一作です。祈ろうとしているのか、口を塞ごうとしているのか、少女の曖昧な仕草が印象的。水性木版による下地の上から重ねるように紙版画を刷ることで複雑なニュアンスを表現しており、紙版画の油性インクで黒、青、白とグラデーションになるように構成し刷る技術で、逆光のような効果を実現している非常に美しいアートピースです。2020年の個展「息」(The Artcomplex Center of Tokyo)にて展示されました。

彷徨う光

untitled

Ami Kuroda

SOLD OUT

More Details

阿波和紙、油性インク、アクリル絵具(紙版画と水性木版)

ink, acrylic on paper / collagraphy, woodblock print

サインSignature
あり Yes
EDITION
ed-/2ed-/2
制作年Year of Creation
2020年
サイズSize
60.6x 60.6 cm
作品の状態Condition
良好good
額仕様Frame Specification
なし(木パネル貼り)nothing
額寸Frame Size
x x cm
納品期間Shipping Time
約3週間3-4weeks
特記事項Notices
※木製パネル貼り(そのまま掛けてお楽しみいただけます)
作品IDItem ID
60479

Profile

黒田阿未 版画家
1991年、富山県生まれ。東北生活文化大学 生活美術学科を卒業後、本格的な制作活動に入る。第10回デザイングランプリ TOHOKU 2009 学生部門にて最優秀賞。第38回東北生活文化大学生活美術学科内コンクール(2011年)にて最優秀賞。宮城県芸術祭 第1回絵画公募展(2012年)にて宮城県芸術協会賞。最近の個展に「ひかり、かげり」(2019年、仙台市・晩翠画廊)、「息」(2020年、The Artcomplex Center of Tokyo)がある。他、グループ展などへ積極的に参加中。

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