JavaScript を有効にしてご利用下さい.
内田文武の描く東京のビル群の夜景は、リアルのように見えながら実際には空が白く抜けている、ある意味でのフェイクを感じさせる作品です。 凛とした白と黒の対比と、ビルの窓からこぼれる繊細な色彩がドラマティックな作品です。 シルクスクリーンのビル群の上に窓の明かりを手作業にて加えていますが、実は作品ごとに明かりの色や配置を微妙に変えており、刻々と変化する夜景の光の移ろいが感じられます。
内田文武
Fumitake Uchida
キャンバス、UVプリント、手色彩
Canvas, UV print, Handpaint
1981年生まれ。京都造形芸術大学卒業。 '08年、MoMAが開催する"DESTINATION JAPAN"に作品4点が選定され、世界的なクリエイター年鑑 『LE BOOK』のニューヨーク、パリ、ロンドン版の装画を全て担当するなど、国際的な評価も高い。 graf media gm「tenants」展('06年)、アートコートギャラリー「Art Court Frontier 2010 #8」('10年)に参加するなど、国内外で数々の展覧活動を展開。 MISIA with 星空のオーケストラ2010「星空のライヴ V Just Ballae」など音楽DVDやCDのジャケットを手がけ、宮本亜門氏の演出ミュージカル「テイクフライト」にて舞台全面に投影される絵の制作を担当するなど、幅広い分野で活動を続けている。 '13年4月にはファーストアルバム『Sleepin Forest』をリリースし、音での表現も展開している。http://fumitakeuchida.com
He paints impressive landscapes with minimal expression, with delicate line within dynamic composition. His works have a sense of nostalgia which is reminiscent of days gone by.His style is based on his experience in using dyeing techniques, utilizing the textures as part of the design process. This background led him into concentrating on developing sky forms and white room composed with vivid color. His works show complex silhouettes of electric cables in sunsets and sky behind skyscrapers. His ability to simplify forms and color add a great sense of quietness to cold objects.