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日常生活での出来事や現象、収集したものを自身のフィルターを通しインプットとアウトプットを繰り返し絵画を制作するシリーズ。今まで集めた膨大なファイルの中から琴線に触れたオブジェクトをセレクトし、デジタル上でコラージュ。それをキャンバスにペインティングで落としこんでいる。そんな構成→解体→再構成のループの中で徐々に過去、現在、未来が同時に並行して進行していることに気づく。そこにできた具体と抽象のイメージとの摩擦で生じる時空の歪みが、作品の構成に多大な影響を及ぼしている。毎日膨大な情報やビジュアルを目にしている中でそれらが何事もなかったかのように次の日には忘れられまた新しい情報がやってくるというループからなんとか抜け出したいという抵抗。また、この作品は主に漫画や古本からの切り抜き、サンプリングによって作られているが、モチーフひとつひとつの捉え方にも自身の好む戦後から80年代にかけての大衆文化や芸能からくるノスタルジックな感覚が基準となっている。

Chinpe

Chinpe

Yuta Nakajima

SOLD OUT

More Details

キャンバスに油絵具

oil on canvas

証明書Certificate of Authenticity
タグボート発行証明書ありExist
サインSignature
あり Yes
EDITION
オリジナルunique piece
制作年Year of Creation
2022年
サイズSize
60x 20 x3.7cm
作品の状態Condition
良好good
額仕様Frame Specification
なしnothing
額寸Frame Size
x x cm
納品期間Shipping Time
約4週間4-5weeks
特記事項Notices
※額装費は合わせ箱代となります。
作品IDItem ID
66038

Profile

1993年大阪府出身。東京在住。エンライトメント所属のアーティスト、アートディレクター、映像作家。
大阪デザイナー専門学校卒業後、カゼプロ株式会社に参加。広告やCDジャケットなどコマーシャルワークを手がけ、2020年からエンライトメントに移籍し、アーティストのヒロ杉山に師事。
昔の白黒映画やインターネットの中から誰もがどこかで見たことがあり、懐かしい。しかし、何もかもが“ファスト”な現在においてスキップされてしまうシーン。それらを集め、原初的なメディウムであるキャンバス上の油彩画に置き換えて、データを別の場所に移し替える(トランスファー)と摩擦を起こし、時空の歪みのような新たな心象風景として描き出します。
また映像作家としてアーティストのPVやMV、VJや舞台の映像制作のほかに、アートディレクターとしてもグラフィックデザインを中心に活動。デジタルのアートワークや酔っ払いを撮影した写真などで構成するZINEも毎年制作。

【主なグループ展】
2018年 「Here is ZINE Tokyo 16」 トーキョー カルチャート by ビームス(東京)
2018年 「HILLS ZINE MARKET 2018」 六本木ヒルズ A/Dギャラリー(東京)
2019年 「HILLS ZINE MARKET 2019」 六本木ヒルズ A/Dギャラリー(東京)
2020年 「HILLS ZINE MARKET 2020」 六本木ヒルズ A/Dギャラリー(東京)
2020年 「WAVE 2020」 3331ArtsChiyoda(東京)
2021年 「HILLS ZINE MARKET 2021」 六本木ヒルズ A/Dギャラリー(東京)
2021年 「WAVE TOKYO 2021」 3331ArtsChiyoda(東京)
2021年 「UNKNONWN ASIA 2021」 グランフロント大阪(大阪)
2022年 「CORE part8」 阪急MEN’S TOKYOタグボート(東京)
2022年 「Here is ZINE Tokyo at Feb」 Feb gallery Tokyo(東京)
2022年 「NEO PAINTING TOKYO」 OIL by 美術手帖ギャラリー(東京)
2022年 「WAVE 2022」 3331ArtsChiyoda(東京)
2022年 「WAVE 2022 SATELLITE EXHIBITION」 代官山 蔦屋書店(東京)

【主な個展】
2023年 「CERTIFIER」 X8 GALLERY(東京)
2023年 「TRANSFER」 YUGEN Gallery(東京)

【主な受賞歴】
2021年 「UNKNONWN ASIA 2021」 徳光健治審査員賞

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