自分自身を取り巻く小さな世界だけでなく、
この世界全体までもを大きく変化させる出来事は日々絶えず起き続けていて、この世界は日々変わり続けています。
こんな事をしなかったら良かった。
あんな事が起きなければ。
と後悔したり、
この出来事が起きて本当に良かった。
そう思う事は沢山あります。
「その出来事」が起きた世界、起きなかった世界は無限に存在しているという難しい話をしばしば耳にした事があります。
それは漫画やアニメ等の創作の世界の話ではしばしば登場している話ですが、物理学の世界等の「大真面目な」学問の分野でも研究されている話だそうです。
それを耳にしたとき、とても不思議で少し恐ろしくも思う反面、強く心惹かれました。
今回の展示では、「他の次元にある現実世界とほとんど近いけれど少し違った世界で生きる人々」をテーマにした作品を制作しました。
少しの違いによって生まれた別の世界にある、
"小さな違和感"を感じていただければ嬉しいです。