「愛しいものも怖くて避けていたものも全て受け止められる器のように咲く」
獅子狛の主である神なる存在の姿を考えるようになったのがきっかけとなった作品です。神の声、神の姿は、花や風のように耐えず変化したり目に見えなかったりするものの集合体ではないかなと思っています私たちが生命を全うし行き着く先では、動物や人間の境がない一面に花が揺れる世界であってほしいという個人的な願いがあります。私たちもまたそのような天に咲く花の一つとなるならどんな姿かを想像して描きました。その時は本当に咲きたい心の姿でありますように。