数年前、六波羅蜜寺にある空也上人像がフィギュアになって発売されていました。他にも仏像をはじめとする仏教美術のグッズ化が進んでいるようで、尊い物を俗的に消費しているとして反感の声もあったそうですが、人々が古来の価値観や造形物に親しみを持って接触できるという点で肯定的に捉えられるのではないかと考えています。現代においては、西洋の古典絵画や彫刻が半ば暴力的にトリミング・レタッチされプロダクトに貼り付けられたようなものに対して、心地よさを覚える美意識が形成さるていたりします。その流れに加担しようと思います。