色とりどりのタイルピースを造形し貼り合わせて絵を構成する、ユニークなタイルモザイク手法で創作を続けている落合香木(かなぎ)氏。つややかな素材質感をいかしながら、タイルを自在にマトリクス化して童話のワンシーンのように温かみのある描画を創出。おもに少年や少女の感受性の世界へ、自己の内面を投影しながら表現しています。
本作は16点で構成された近作「synapse」シリーズからの1作。小さなタイルモザイクで描画した少年の姿を、BOX額のなかに浮かすようにして固定したユニークな試みの小品となっています。個展「不文律はまだ知らない」(2025年、仙台・晩翠画廊)にて展示され好評を博しました。