書道の美と技法を現代アートのなかへ新鮮な角度で吹き込む活動をしている、開田氏。墨汁と紙が引き起こす偶然性を援用しながら自らのイマジネーションを、作為と無作為のフュージョンという創造に結びつける、そんなゾクゾクする新しい「書」の魅力を盛んに発信しており、これまで「書」のジャンルに馴染みのなかった人々からも注目を集めています。
本作は、新しい風景シリーズから自薦の一作です。
「風景【Landscape】。その視野は屋内では窓枠によって切り取られます。切り取られた景色とそれ以外の空について、より抽象化した窓と雲という文字で書いています」(開田氏のステイトメントより)