2009年秋、TOMORROWLANDのブランド「Edition」丸の内店にて、“リアルとフェイク”というコンセプトのもと展示された夜景シリーズ『移ろい』がついにオンラインにて販売開始。
内田文武の描く東京のビル群の夜景は、リアルのように見えながら実際には空が白く抜けている、ある意味でのフェイクを感じさせる作品です。
凛とした白と黒の対比と、ビルの窓からこぼれる繊細な色彩がドラマティックな作品です。
シルクスクリーンのビル群の上に窓の明かりを手作業にて加えていますが、実は作品ごとに明かりの色や配置を微妙に変えており、刻々と変化する夜景の光の移ろいが感じられます。
すべてのモノは少なからず関わり合い、多からず語り合う。
私の中にあるものは、少し小我によったシンプルな中観思想。
大切な人が笑うと嬉しい。ただそれだけの心が空との距離を保つ。
肌鏡に写った刹那の時をわたしは描く。
その記憶が誰かの心と出会い、何かを感じ対話がはじまる。
そしてまた別の何かが生まれるなら それは素敵なことです。
内田文武