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油彩画と古典的なテンペラ技法を併用しながら、現代に生きる一人の女性の視点を描いてきました。
テンペラ特有の繊細で柔和なタッチや、温かな色合いで描かれるのは、いつか何処かで見かけたことのあるような、少年、少女の姿です。
不思議な空間の中にたたずむ彼らはみな、夢中に何かに取り組んでいます。
そのしぐさには、あどけなさや素直さを感じ、また表情からは、時に悲しげで時にユーモラスな、彼らの心の一片を覗き見る事ができます。
 日常生活にありながら、無意識では見過ごしてしまいそうな細かな出来事が、子供のように純真な作者の視点で描かれているのです。
そしてその精力的な活動と、実力が認められ2005年には宮城県芸術選奨新人賞、2007年の「VOCA 2007」では大原美術館賞を受賞しています。

ふたつの声

futatsunokoe

Kae Higuchi

SOLD OUT

More Details

Etching(銅版エッチング)

サインSignature
なし None
EDITION
ED-/20
制作年Year of Creation
2010年
サイズSize
66x 44 x3cm
作品の状態Condition
良好
額仕様Frame Specification
メープル 白
額寸Frame Size
67x 47x 2cm
納品期間Shipping Time
約3週間
特記事項Notices
作品IDItem ID
19634

Profile

1975 仙台市生まれ、仙台在住。
東北生活文化大学卒業/2005 宮城県芸術選奨新人賞受賞

[主な個展]

2002 宮城県美術館・公開制作『つくる私を描く私』
2003 『耳を塞いでみる』ギャラリー五番街(宮城、仙台)
   『あまもよう』cafeMatisse(宮城、仙台)
2004 『返事は小さな声で』ギャラリー五番街(宮城、仙台)
   『もすりん』cafeMatisse(宮城、仙台)
2005 『NE-blood vol,16 樋口佳絵展』リアスアーク美術館(宮城、気仙沼市)
   『24℃』APS西村画廊(東京)
2007 『耳鳴り』APS西村画廊(東京)
2009 『エンシンリョク』APS西村画廊(東京)
2011 『針がとぶ』KIDO Pres,Inc.(東京)
2012 『I’m here.』ROPPONGI HILLS A/D GALLERY
   『みずたま』art room Enoma(仙台)
2013 『樋口佳絵展@軽井沢現代美術館』軽井沢現代美術館(長野) ‘15年
2014 『katari kotori』桜華書林(長野)
2015 『ねこの月、佳日』喫茶carta (岩手) ‘16年 ‘17年 ‘18年
   『ぱんぱかぱーん』TURNAROUND(宮城、仙台)
2016 『フラフープ論』Cyg art gallery+喫茶carta(岩手)
2017 『E』日本橋高島屋 6階 美術画廊X (東京)
   『edibles』satellite(岡山)
2018 『ちょっとした流れ星』TURNAROUND(宮城、仙台)

[主なグループ展]

2004 第21回グラフィックアートひとつぼ展 ガーディアンガーデン(東京)
2006 A★MUSE★LAND★2006 SweetMemories 北海道立近代美術館(北海道)
2007 アートみやぎ 宮城県美術館(仙台市)
   VOCA2007 上野の森美術館(東京)大原美術館賞
2009 西村画廊35周年記念展 西村画廊(東京)
2013 『オオハラコンテンポラリー』大原美術館(岡山)
2014 『4人の絵画』ZEIT-FOTO SALON(東京)
2015 『ペットショップにいくまえに展2015』URESICA(東京)
   『第25回ブラティスラヴァ世界絵本原画ビエンナーレ』スロバキア国際児童芸術館
2016 『BIB50周年ブラティスラヴァ世界絵本原画展』うらわ美術館、岩手県美術館、ほか
2018 『ターンアラウンド小品展』TURNAROUND(宮城、仙台)

[出版]

2007 『耳の器』文/渡部亨、絵/樋口佳絵
2014 『かがみのなか』出版/岩崎書店 文/恩田陸、絵/樋口佳絵 編/東雅夫
2017 『猫自由律◎にこげの日々』
   出版/喫茶carta 文/加賀谷真二、加賀谷奈穂美、宮川正人、樋口佳絵 絵/樋口佳絵

[パブリックコレクション]

大原美術館、ルチアーノ・ベネトンコレクション

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