76年生まれ、ロンドン出身の若手アーティスト、エスター・ハリスの絵は、華奢で流れるような線と、パステル調の淡い色づかいが印象的な美しさに満ちています。I-20という、ニューヨーク・チェルシーにある、注目の若手を多く発掘していることで知られるギャラリー(マリーナ・カポスやスペンサー・チュニックなどを取り扱う)がイチ押しするアーティストがこの人。これまで日本では買えるチャンスがほとんどありませんでしたが、この度博多のギャラリー、Z-platzで展覧会が催されたタイミングに合わせ、同展の出品作を入荷することが出来ました。日本での展覧会用につくった「SAKURA」シリーズ、すべて新作です。2006年にはグループ展「The Youth of Today」に選出され、また今年だけでも博多の後、バーゼル、ベルリン、ロンドンで展覧会が予定されているというエスター・ハリス。今アート関係者が注目する次の世代の作家の一人です。