60年代に制作されたウォーホルのフラワーのヴィンテージ・ポスターが輸送時に破損し、大きなダメージを受け、その時に出来たシワを生かし作品化しました。ポスターを鏡に写すことで、再度2次元に戻しました。また「ウォーホルは時代を映す鏡」と言われたように、鏡はウォーホルにとっても重要な素材でした。輸送時のアクシデントとウォーホルのエッセンスを組み合わせた作品と言えます。
このフラワーは、そのアクシデントになったヴィンテージポスターから白黒の版をつくり、シルクスクリーンしました。花の部分は蛍光インクのスプレーで着色されています。