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「Vitalism」=「生命説」とは、生命現象には物理学や化学の法則だけでは説明できない独得の原理、特有の力がある、とする学説だ。木原千春はまさにそれを作品で体現し続けてきた。全身の血を沸騰させ渾身の力でたたきつける色、そして形。ナチュラル・ボーン・アーティストならではの、ロジックを超えた圧倒的迫力をたたえる作品。その様相は、ともすればコンセプトやマーケティングで頭でっかちになりがちな現代のアートシーンにおけるカウンターでもある。
木原千春
Chiharu Kihara
ガラス 油彩 アクリル
Oil & acrylic on glass plate
高校中退後、17歳で初展示の衝撃的デビュー。身近なものや動物をモチーフにペインティングやドローイングを制作し続けている。個展ギャラリー巷房、東京2003 ギャラリー北村 ('01)、東京2002 ギャラリーアート倉庫、東京2000 ギャラリーリボン('99)、大阪Galerie Cafe 伝、東京1999 ギャラリーFloor 2、東京グループ展2006 「Master Grafika」 Dell Gallery QCA/Griffith Univ.AUSTRALIA 2006 「VOCA展」東京上野の森美術館、東京1997 「時分の花」ギャラリーアート倉庫、東京1997 「Kのコレクション」小野燃料(株)、札幌