木原千春
Chiharu Kihara
木原千春は本当に意外ながら、公的な美術教育を受けずに、高校を中退後に絵を描き続けて今に至るとのこと。
どのように自分と向き合い、その絵を変化させていったのだろうか。
木原が画家になろうと思ったきっかけは、図工の教科書に載っていたダヴィンチのモナリザや、フランシスベーコンの頭部の作品に影響を受けたからだとのこと。
また、作家生活をし始めてから影響を受けたのは、雪舟の葉朴山水図ということである。
画家となってからは怠惰になることを知らず、常に真摯に制作に向かって精進していっている木原千春の作品はダイナミックで、国際的にも通じる前衛さを感じる。
そんな木原千春であるが、人気作家なため、なかなか作品が手に入らない状態である。
今後も国際的な活躍が期待されているため、お気に入りの作品が見つかったならば、必ず押さえておいたほうがよい。
落ち着いたときに買おうと思っても、そのときには手が出なくなることを避けたいからだ。
後の更なる飛躍に注目が集まる木原千春は要注意だ。