越後しの氏が一貫して追い続けているのは、その時々の自分の心象風景だといいます。念写のようにして日々、彼女の手元から生まれるユニークな「自画像」には、原画か版画かを問わず、詩的な含意の膨らみと民芸品的な可愛らしさがあります。本作は、彼女の紙版画作品の一作。拭き具合によりエディション1枚ずつの色合いや風合いが異なりますが、それが希少価値と魅力になっています。
自開始從事繪畫活動以來,越後志乃始終致力於描繪自己內心當下所浮現的景色。用壓克力顏料描繪細膩的畫作,或是運用只能少數印製的特殊「剪貼版畫(collagraphy)」技法,每天從她手中孕育出獨特的「自畫像」,饒富詩意且具有與東北地方民藝品相通的可愛性格。本作品為其剪貼版畫作品之一。依據刷製狀態,每版次的色調、風格各異,這就是其稀有價值及魅力之所在。