菊も猫も愛でたい。ピュアな視線が混じり合います。
二十四節気‥寒露
七十二候‥菊花開(きくはじめてひらく)
菊は奈良時代に中国から伝わり、日本で品種改良されました。
仏花のイメージが強いけれど、実はとても美しい菊がたくさんあります。
糸菊とピンポンマムをイメージして描きました。
ピンポンマムの花言葉は「君を愛す」「私を信じて」
ピュアな瞳で菊を眺める猫(そこにいる存在)を優しく包み込みます。
背景のネイビーは、シルバーなど入れたことでほんのりメタリックでモダンな雰囲気。
猫の瞳と菊には天然の岩絵具(トルコ石)。
最近、作品の一部に岩絵具を使うことがあります。
自然の美しさを自然が作り上げた画材で表現したいから。
新しい日常の中
「見えないけれど つながっている」
「会えないからこそ いとおしい」として
神羅万象・花鳥風月・四元素・二十四節気など
日本をテーマに描いています。
この絵の中にも、繋がりを。
(松尾たいこ氏のステイトメントより)