この作品は旭川、東京、那覇、3都市の1920年から2019年の100年間、1日ごとの平均気温を気象庁のデータから調べ、色で表現した作品です。作品から離れてみると温暖化が進んでいる様子が少し見えてきます。下が過去、上が現在です。
透明の線が引いてある部分は、データがなかったところです。データがない部分の日にちを追ってみると、制作を始めた当初には想定していなかった歴史的な出来事までが見えてきて、制作をしている私自身、とても考えさせられるものがありました。
線がない部分はその日にちがないところです。閏年が4年に一度きれいに見えています。日常ではあまり意識しないことですが、俯瞰的に物事を見る視点の一例と見ることが出来ると思いました。