JavaScript を有効にしてご利用下さい.
書道の美と技法を現代アートのなかへ新鮮な角度で吹き込む活動をしている、開田氏。墨汁と紙が引き起こす偶然性を援用しながら自らのイマジネーションを、作為と無作為のフュージョンという創造に結びつける、そんなゾクゾクする新しい「書」の魅力を盛んに発信しており、これまで「書」のジャンルに馴染みのなかった人々からも注目を集めています。 本作は、2020年に入り制作している「INFINITY」シリーズからの一作。二本の筆を用いて心(ハート)を描いている好評シリーズです。
開田智
Satoru Kaida
ボンド墨、和紙(裏打済)
bond sumi-ink on Japanese paper
書家。富山県生まれ。武蔵野美術大学短期大学部卒業後、インテリアコーディネーターを経て、2000年にアートワークスタジオを開設。書道を学び、公募展やグループ展などで作品を発表。2016年、書壇を離れ創作活動を始める。最近の展示に「小野澤弘一・開田智 二人展」(2021年、外苑前・モルゲンロート)など。「ART SHODO」シリーズをはじめ各種のグループ展へも積極的に参加。また様々な企業やショップをクライアントに、書を用いたデザインワークも展開中。2016年、国際交流展「ARTEX PARIS」にて奨励賞受賞。 作家HP : https://www.satorukaida.com