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本作品は、世界的なパンデミック下において人々がどのような行為・行動を行っているのか、様々なシチュエーションにおいてその痕跡をリサーチしているシリーズです。現在、私たちは刻一刻と変化する社会状況の中で日々を生きています。しかし「パンデミック」や「コロナ禍」といった一括りに表現された言葉からは、私たち一人ひとりが実際にどのような日々の暮らしを営んでいるのかはなかなか見えてきません。どのような状況下においても私たちは毎日を生活しているし、そのために日々いろいろな行為や行動を行っています。そしてそれらの行為の大半はとても些細な動作です。リサーチ活動によって採集した物品を型として、その内部の形状を透明なシリコーン樹脂で再現しました。様々な行為の痕跡の形状を抽出していくことで、それらの行為に宿る気配を探り出そうと試みます。

行為の気配(ペットボトル)

Signs of action

Ryohei Obata

SOLD OUT

More Details

シリコーン樹脂

Silicone resin

サインSignature
あり Yes
EDITION
オリジナルunique piece
制作年Year of Creation
2021年
サイズSize
6.3x 17 x7.2cm
作品の状態Condition
良好good
額仕様Frame Specification
なしnothing
額寸Frame Size
x x cm
納品期間Shipping Time
約3週間3-4weeks
特記事項Notices
※6.3x17x7.2cm、額装費は合わせ箱代となります。阪急MEN's TOKYOでの展示と同時販売になりますため、商品をご用意できない場合がございますので、あらかじめご了承ください。会期終了後から約3週間でのお届けとなります。
作品IDItem ID
63470

Profile

1980年 兵庫県神戸市出身
2003年 同志社大学文学部文化学科哲学及倫理学専攻 卒業
2015年 千住博 ザ・スーパー・アートスクール 研究生
2016年 第31回ホルベイン・スカラシップ奨学生
2019年 京都造形芸術大学大学院芸術研究科芸術環境専攻修士課程修了

存在が、「存在する(または消滅する)」ということは如何なるであるのか、ということを探求しています。存在が「存在している」ということは、国家や民族、宗教や職業等、あらゆる垣根を越えて共通の事象ですが、その様態は多様です。ましてこの世界に存在しているものは人類がそのすべてではなく、あらゆる生命・有機物・無機物、はては世界そのものですら、私たちと同様に「存在している」という現象の渦中にあります。そしてすべてはいつか消滅するということが、「存在する」ということの前提にあります。

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