代表作シリーズである「Beautiful cell -美しき細胞-」は
木材パネルにセメントを塗りリズミカルに配置した丸い穴を開け
着色した樹脂を2色ずつ流しこんでいます。
その色が偶発的に混ざり合ってゆく様子は、1つの細胞が誕生するかのような感覚で制作し
細胞をイメージした穴を集積する事で「生命体」を描き出しています。
人間は一つの受精卵から細胞分裂を繰り返し出来た「奇跡の存在」である事を再認識し
「自らを愛する事」の大切さを問いかけています。
2022年新作には白セメントをあえて用いました。
それは、いま地球が変容し向かっている次元上昇の先に広がるポジティブな世界がくる事を予兆しているからです。
花のモチーフは生命力の強さと美しさの象徴として表し、最高の未来へと進んでいく私達を後押しするような、ポップで軽やかな色彩と造形で表現しました。