ウェールズの首都カーディフにインスピレーションを得ました。
港町のカーディフは古くから移民を受け入れた工業地帯で、観光で来れば半日でまわれる小さな地方都市です。小さいながらも、街並みは新旧が入り混じり、さまざまな国籍の市民、社会階級が狭いストリートに凝縮されて「ごった煮」されています。景観を重んじ、建物の規制がされた上品な京都とは違い、カーディフは勝手気まま、自由奔放という形容詞が似合う場所です。そのhiggledy-piggledy 具合がとても人間的だと感じます。そして、京都やコッツウォルズのような管理された場所とは違う独特の美しさがあると思います。