人物、建物、植物など身の回りにある日常的な物事をモチーフにして、日常からこぼれ落ちる感情や記憶を描いています。
常に作品の根底にあるテーマは両義性です。
「明るい柔らかな色彩とそこはかとない暗さ」や「日常と非日常」といった両義的なイメージを作品の中に共存させています。
それにより、あらゆるものが持っている相反する2つの側面の存在を認めながら、その狭間で上手くバランスをとって生きている私達の、日々の小さな緊張感のようなものを表現しています。
The underlying theme of my work has always been ambiguity.
In my works, ambivalent images such as "bright and soft colors with a hint of darkness" and "the everyday and the extraordinary" coexist in my paintings.
In this way, I express the small daily tensions that exist between the two opposing sides of everything, while acknowledging the existence of the two sides and balancing them well.