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2024年2月個展「焦がれ花便り」のメインビジュアルとして制作。5年連続で春先に個展を開催しており、メインビジュアルは毎回顔にてを添えた少女と赤から水色のグラデーションを用いた作品にしている。2024年はひとつの節目として、特に気に入っていた2回目の時の作品をリメイクする意識で描いた。タイトルには「春を待ち焦がれる」と「恋焦がれる」の二つの意味がある。
オカユウリ
okayuuri
透明水彩他/ケント紙
watercolor/paper
1998年 愛知県一宮市生まれ 2017年 愛知県立旭丘高校 美術科 卒業 2021年 横浜美術大学 絵画コース 卒業 展示やイベントでの作品発表のほか、クライアントワークも制作。 アニメ「久保さんは僕を許さない」EDをはじめ、音楽関連のアートワークを多く特に担当。 セーラー服は私にとって儚さや曖昧さの象徴です。 現代において長い人生の中で10代のほんの数年しか着られません。そしてその間の心模様は思春期であるために複雑で繊細です。 また、私は恋をしている少女たちがとても好きです。 些細な言動に一喜一憂したり、その人のために努力したり、愛おしく美しいと感じます。嬉しいのに胸がぎゅっと苦しい、大好きが故に大嫌い、など自分でも理解できない感情に翻弄される様子に特に惹かれます。 そんな「人には内緒にする心底」を学生の頃から一貫してテーマにしています。