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EZO MOMONGA

EZO MOMONGA

TSUKINO KAERU

SOLD OUT

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ミクストメディア

mixedmedia

証明書Certificate of Authenticity
タグボート発行証明書ありExist
サインSignature
あり Yes
EDITION
オリジナルunique piece
制作年Year of Creation
2024年
サイズSize
27.3x 27.3 x3cm
作品の状態Condition
良好good
額仕様Frame Specification
アクリル額Acryl frame
額寸Frame Size
28.1x 28.1x 4.8cm
納品期間Shipping Time
約4週間4-5weeks
特記事項Notices
「ART FAIR GINZA 2024」出展作品となります。 会期終了後およそ4週間程度でのお届けとなります。詳しくはコチラをご覧ください。展示会場と同時販売になりますため、商品をご用意できない場合がございます。
作品IDItem ID
74275

Profile

月乃カエルの作品は、透明樹脂を中心として、様々な素材で構成されたミクストメディア作品です。
バラバラな素材たちが、個々の魅力を発揮して独特の世界を作り上げる様を、この世界における多様性と異文化の融合に重ねています。
これは作者が病弱だった子供の頃に、様々なバックボーンを抱える子供たちとともに育った療養施設での経験が大きな影響を与えています。

また、高校の授業以来、美術教育を受けることなく就職し、会社員生活を送っていた作者は、突然46歳の時に絵を描き始めます。それは、子供の頃の忘れ物を取りに戻るような感覚であったといいます。

作者が作品を作り続ける理由のひとつとして「自身が存在する世界について知りたい」という思いがあります。
人間は世界を、主に視覚を通して認識しています。すなわち自分が「見える」ものだけが存在していると思いがちです。
「見える」とは光の情報が網膜から脳に伝達される結果であり、別の仕組みで周囲を感知する生き物の脳には、また違った景色が映し出されるでしょう。
また、同じ仕組みを持ったとしても、映し出される景色は異なるかもしれません。

インターネットやSNSの台頭は人々を繋げ世界の可視化に貢献する一方で、人は自身の「見える」ものや「見たい」もののみに繋がり、
分断をますます加速させる側面があるとも言われています。
「見えない」ものを「見ない」がことが分断や対立を生むのであれば、「見えない階層」の存在を意識することが、自分の存在するこの世界を理解する第一歩になるというのが作者の考えであり、作品を通じて「見えない階層」の存在を、感じさせるような表現をしたいと考えています。



■経歴
2019年 前職を退職し、作家活動に専任
2014年 3Dアート作家として活動開始
2009年 会社員の傍らデジタルイラスト制作開始
1963年生まれ

■おもな出展歴
[個展]
2021 s.A.s Egawo/大阪、東京
2021 TERRADA ART COMPLEXⅡ contemporary tokyo/天王洲、東京
2021 北品川 gallery201/東京
2020 ガレリア表参道原宿/東京
2019 北品川 gallery201/東京
2018 ガレリア原宿/東京
2016 ガレリア原宿/東京
2014 北品川 gallery201/東京

[アートフェア]
2021 100人10
2021 『Independent TOKYO 2021』/東京
2021 『TAGBOAT ARTFAIR』/東京
2021 『ART北京』『JINGART』/北京、中国
2020 TAGBOAT『Independent TOKYO 2020』/東京
2020 銀座阪急メンズ東京 tagboat gallery/東京
2019 『unknown asia exchange OSAKA』/大阪
2019 TAGBOAT『Independent TOKYO 2019』/東京
2019 中国にてアートフェアに出展/成都、深圳、南京、北京/中国
2016 『テグアートフェア』/大邱、韓国
2016 TAGBOAT『Independent TOKYO 2016』/東京

[賞歴]
2021 美の起原展2021 奨励賞
2020 美の起原展2020 入選
2019 TAGBOAT『Independent TOKYO 2019』 タグボート特別賞
2017 国際芸術コンペティション『Art Olympia展覧会2017』 入選
2016 TAGBOAT『Independent2016』 大邱特別賞

Profile

3D artworks produced by KAERU TSUKINO are born from the combination of various materials such as metal, using his original digital illustration as blueprint. Then they are layerd in coating acrylic transparent resin and finished with glitters and rhinestones.The appearance that different materials show their individual charm and create a unique world - it expresses the fusion of diversity and interculturalism in this world. Also, KAERU feels that the world we exist is composed of "invisible layers". This is the one of significant reasons for making multi-layerd works using transparent resin.The "invisible layers" is the fluctuation of various consciousness and emotions of living creatures that are silently piled up in the world regardless of awareness. We are living on the earth made of such unstable and invisible emotions. In a land dominated by thin emotions, people's souls are exhausted.
 In a land filled with abundant emotions, a bud of hope is born. Of course, that layers are not visible to our naked eyes. "Visible" is just a result of light information being transmitted from the retina to the brain. However, the brain of living creatures senses the surroundings by also other mechanism, it's not hard to imagin that a different scene is projected in our brain. KAERU expresses the existence of such layers or scenery that cannot be confirmed in human retina, with light transmitting transparent resin and multi-layer works.

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