ナショナルトラスト、Dyffryn Gardens から着想を得ました。仏教の尊い花であり、モネの傑作にも登場する蓮の花は私にとって東洋と西洋の架け橋となる特別な花です。この絵を描く前、イギリス各地で移民に対する激しい暴動がいくつも起きました。反移民デモに対するカウンターデモも英国中で行われ、移民として生きる私としては感慨深いものがありました。多様性のある社会は「泥」のようなものだと思っています。ドロドロで大変ですが、美しい蓮の花は清濁混ざり合った泥沼にこそ咲くものだと私は信じています。
南インドの職人による100%コットンの高級水彩用紙を使用しています。紙は250gsmのしっかりとした厚さでアシッドフリーなので、作品の劣化、変色を極限まで抑えた支持体です。また、材料のコットンは100%リサイクルされたものを使用しており環境にも優しい素材となっています。
※手漉き紙の風合いを残すため、紙のエッジの部分を一部そのまま残しています。そのため寸法に数ミリの誤差が生じる場合がございます。額は作品が到着してからのご購入ください。(本作は額なしでも飾っていただけます。)