森羅万象からのインスピレーション、生命の息吹を存分に吹き込んだ絵画や木彫立体、パッチワークなどの作品を発表している、しょうじこずえ氏。西洋美術のシュルレアリスムも南国のスピリチュアルアートも合わせて飲み込んだかのような物語性豊かな構想リソース、パッション溢れる表現に各方面から注目が集まっています。彼女の手から日夜生み出される様々な生命たちは、激しくディフォルメされた「眼力」が特徴的。それらのクリーチャーたちは彼女自身の生命観を鮮烈な眼差しで観る者に説き続けており、彼女の世界にのめり込み平面、立体を問わずコレクションするファンの増殖につながっています。
本作は、彼女のペン画近作の中から自薦の一点です。「おてんとさま」(太陽)がテーマの作品。
グループ展「空想動物図鑑」(2023年、松坂屋上野店美術画廊)にて展示され好評を博しました。
「東日本大震災で被災をした際、夜がとても長く恐く感じていたなか、毎朝必ず昇るおてんとさまの日差しをただ眺めているだけでとても心が穏やかになれ、安心感を頂けていました。私にとって、おてんとさまは生きる力を与えてくれる神さまのような存在に感じていました。雨の日でも、雪の日でも、そんなおてんとさまをいつも感じられるよう手掛けた作品です」(作家ステイトメントより)