シムラヒデミ
Hidemi Shimura
武蔵野美術大学の空間演出デザイン学科ファッションデザイン専攻を卒業後、3DCG制作者として数年働き、その後本格的に作家活動を始めたシムラヒデミ。
2007年より、上海に拠点を移し2013年12月まで滞在。
当初そんなに長く留まる予定ではなかたったものの、もともと好きだった街というのもあり、気づけば7年近くを上海で過ごす事になった。
人と人の関係やそれを取り巻く世界を主なテーマとして制作しているシムラにとって、その場の空気を感じ、そこで出会った人たちとの関係を大事に”今”を生き、そして制作をするという流れが、作品により深みとリアリティーを与える事につながっていったのかもしれない。
上海滞在中から積極的に発表の場を設けていたシムラは、日本や上海はもとより、ヨーロッパ・アメリカ各都市など、海外の様々な場所でも多く作品を展示。作品に対する真摯な姿勢が高い評価を生み、次から次へと活躍の場を更に広げていった。
TAGBOATでも年々高く注目されるようになり、今では海外のコレクターからも注文が入るほどの人気作家の1人だ。
作品の良さだけでなく、これからの更なる活躍や期待されているからと言っていいだろう。
作品自体が面白く成長性に長けている、そんな作家作品は見逃さないよう早めのチェックがオススメだ。