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描き殴っただけの一見すると子供の落書きのような落合のドローイングは、松井みどり氏によってマイクロ・ポップの作家としてクローズアップされた日本現代美術におけるひとつの重要な動向を体現しています。落合の作品世界は、ファッション、広告写真、ロックンロール・ミュージック、フランスのヌーヴェルヴァーグ・シネマなど、彼の「お気に入りのモノ」に対する真摯な愛情とクールな眼差しとに支えられています。
落合多武
Tam Ochiai
アクリル+ペンシル
1967年、神奈川県生まれ。1990年和光大学卒業後に渡米、93年ニュ-ヨーク大学芸術学部大学院修了。現在ニューヨークを拠点に活動。《主な展覧会》『クリテリオム16 落合多武 ”ショッピングバッグ” 』(95年、水戸芸術館、茨城)、『The Bastard Kids of Drella, Part 9』(99年、Le Consortium、ディジョン、フランス)、『幸福の場所を探して』(01年、ワタリウム美術館、東京)『MOT Annual フィクション?―絵画が開く世界』(02年、東京都現代美術館)、『Flashback』(Kunstverein Freiburg、フライブルグ、ドイツ)、『夏への扉―マイクロポップの時代』(06年、水戸芸術館<松井みどりキュレーション>、茨城)など。
1967 Born in Yokohama, Kanagawa, Japan1990 B.A., Wako University, Japan1993 M.A., New York University, New York, NY, USA Lives and Works in New York