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アンドレアス・グルスキー、トーマス・シュトルートらと並んで、現代ドイツを代表する写真作家の1人、トーマス・ルフ。本作は”Jpegs"というタイトルが物語るように、森林の画像に加工を施し、客観的な造形美を巧みに表現している。2006年発表作品。
This artwork is processed, and objective forming beauty of the forest is expressed skillfully.
トーマス・ルフ
Thomas Ruff
デジタルプリント
Iris print
1958年、ドイツ、ツェル・アム・ハーマーバッハ生まれ。ゲルハルト・リヒターやアンゼルム・キーファーを輩出したことで知られる名門、デュッセルドルフ美術アカデミーの出身。給水塔の写真で有名な、20世紀ドイツを代表する写真家ベルント&ヒラ・ベッヒャーの元で写真を学ぶ。これまでには大判カラーによる友人のポートレート、夜空の星、ヌードなどをテーマにした写真を発表。1982年以降、世界各地の美術館・ギャラリーで80回以上の個展を開催、美術館での作品コレクションも多い。トーマス・シュトルートやアンドレアス・グルスキーなどと並んで、ベッヒャー・シューレ(ベッヒャー派の意味)を代表する作家の1人。