曄田依子氏の「獅子狛」シリーズの一作です。2013年にアメリカ・ポートランドで行われた 二人展、曄田依子×谷口朋栄「Stunning Beauty」Compound Galleryにて展示された作品です。獅子狛をスニーカーに例えたらきっとこんなデザインだと想像して描いたシリーズの中でも異色の1点。
「現代の人間を描写したいと思った時、私は人を描くのではなく犬を描こうと決めた。人の歴史と同じだけ犬の歴史がある。先祖が生んだ狛犬と、現代人が造った愛玩犬。これらのねじれを縒り集め、現代に適応した獅子狛を描く。」(曄田氏のステイトメントより)