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ガラスはその性質から、物理的にある空間を外と内に隔てながらも、透明であることによって両者に連続性を与える一方で、反射によって写る自己とガラスの向こう側との距離を自覚させる装置といえる。
ガラスがもたらすこの近さと遠さの曖昧なニュアンスは、欲望を喚起する上で欠かせない要素であり、人の装いに直接働きかけるアパレルショップにおいてはとりわけ重要である。
デジタル化に伴う自己編集性の時代によって、実在の事物や空間より情報化されたそれが優位となる中でも、まとう行為への関心は変わらない。衣服をまとうことは個の表現であると同時にその外側の世界を身体にフィットさせることでもある。店舗の周囲の環境がファサードに映り込む様は、そうした衣服の内と外の関係を想起させる。そのことを念頭に置いたとき、ガラス面を被写体にして、反対に消費の対象そのものを被写体にすることを最低限にすることで、消費の空間に都市の多層構造の一端を垣間見ることはできないだろうか。とりわけ反射に焦点をあてることで、フレームの外側にあるはずの空間へと意識を向ける。

特徴的な多角構造の建物が、閑静な住宅街を映し出す。内部のマネキンとショップの周囲の光景とがシームレスに地続きとなっている。

Apparel Displays 0001 - Aoyama -

Apparel Displays 0001 - Aoyama -

Hiromasa Maeda

作品本体価格Sellng Price(Artwork)
¥ 25,500
箱代/額装費Framing Price
¥ 6,036
消費税Tax
¥ 3,153
合計金額(税込)Total(include tax)
¥ 34,689
             

More Details

写真/インクジェットプリント

Photo / Ink jet print

証明書Certificate of Authenticity
タグボート発行証明書ありExist
サインSignature
あり Yes
EDITION
ed-/3ed-/3
制作年Year of Creation
2025年
サイズSize
30.5x 25.4 cm
作品の状態Condition
良好good
額仕様Frame Specification
黒、マット(白)framed
額寸Frame Size
36x 28x 4cm
納品期間Shipping Time
約3週間3-4weeks
特記事項Notices
作品IDItem ID
76217

Profile

2018年 武蔵野美術大学造形学部映像学科卒業
2020年 東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了

映像が持つ時間軸やフレーム、スクリーン、情報量(解像度)、レイヤーなどから着想した制作を軸とする。
近年は都市をモチーフとした制作を中心に行う。現実と虚構の境が失せつつある中、都市空間における反射などの物理現象に着目しながら「アンリアルなリアル」が現れる状況を蒐集・制作することで、おぼつかない世界の危うさとおかしみを探求する。

主な出展歴
tagboat Art Fair(都立産業貿易センター浜松町館、東京、2021~2025)
マルチレベル・インターセクション(DDD ART、東京、2024)
Post Image(ASTER、石川、2022)
アート解放区GINZA(銀座髙木ビル、東京、2020)
MEDIA PRACTICE 19-20(東京藝術大学元町中華街校舎、2020)
岸に立つ(横浜市民ギャラリーあざみ野、神奈川、2019)
平成29年度武蔵野美術大学卒業・修了制作展(武蔵野美術大学、2018)
映像は死んだのか?(武蔵野美術大学課外センター、2017)

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