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Ouma

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Ouma

それまで働いていた獣医師を辞め、アーティストとしてのキャリアを新たにスタートさせたOuma。

Oumaは臨床医だった時代に、担当していた子供の患者が亡くなってしまうという悲しい事件に直面し、その子の絵を描き続けて手紙と一緒に家族に送り始めた。その数は100以上。
その後Oumaは獣医師とは動物の病気を治すのではなく、飼い主の「心の癒やし」を全うすることであるとし、手術や薬によらない癒しのあり方を模索するためにアート活動を開始した。

創作を通じてOumaが目指しているのはアートが医療の代わりとなること。
世界を巡って人々と対話をしながら様々な手法を試し、人にとってより効果的な「癒し」となるアートとは何かを探求しつづけている。

2013年に美術批評家・海上雅臣氏の主宰するUNAC TOKYOで初個展を開催した後、国内外で多数の個展やグループ展に参加。
2019年には韓国の美術館、F1963やClayarch Museumでのグループ展にも参加。
自らを「細胞アーティスト」と呼ぶ。治療の代替としてのアートの探求は、生命の最小単位である「細胞」をモチーフとして、鑑賞者を主役とする体験型の作品を制作している。

2020年までに上海やデンマーク、フランス、韓国など世界10カ国13カ所のアーティスト・イン・レジデンスに参加し 世界中を駆け巡っており、ますますの活躍が期待される。