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自分の制作は、ものごとがそこに在る状態をとりまく周囲や背景といった「うしろ」に抱く興味から展開しています。 ’structure’ は、絵画面に作りだしたパレットを実際に使用しながら制作します。画中のパレットに絵の具を絞り出し、そこで色を混色しながら画中の絵画を描いていきます。絵の具という物質(material)が人や物の図像(image)に変容する様を提示しています。この変容の状態や過程は、具象的な絵画のある種の当たり前の構造として、絵画が絵の具の積層によって顕現している事を再認識させます。
オクヤマ コタロウ
COTALOU
実物を見て買うとは?実物を見て買うとは?
綿布、油彩、アクリル
Oil and acrylic on cotton
東京都出身 2021 東京藝術大学 美術学部絵画科油画専攻 卒業 現在 東京藝術大学大学院 美術研究科絵画専攻油画技法材料 在学 2023 tagboat Art Fair / 東京都立産業貿易センター浜松町館 2022 GEISAI#21 / 東京ビッグサイト 2022 ショートショート 東京藝術大学油画技法材料研究室修士課程一年展 / TURNER GALLERY 2021 Tabula / KYOK art studio-gallery 主に「絵画」の構造・制作に対する、自分自身の視点を基にした発想を形にしています。 そのひとつとして、絵画を図像 (image)と物質 (material)というふたつの性質から成っていると捉え、制作を試みています。