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柳早苗

Sanae YANAGI

柳早苗

2002年よりに個展やグループ展、シンポジウムなどで発表をしている。2012年までの約10年間、御影石、大理石をマチエールにセキセイインコをモチーフにした作品を制作する。

2012年にパリのアトリエABA/Glacièreで制作を始める。そこで 木彫家 Sylvie Lejeune に出会い、木の素材の面白さに引き込まれる。2015年に帰国後も桜、柿、銀杏、オークなどの自宅や近所で伐採された木を利用し制作している。

2015年、2011年3・11の震災によって各地に起きた地盤の液状化現象をきっかけに内面的、物理的なバランスとアンバランスをテーマに” En l’air” (In the air)を制作。台座を使わずに吊ったり、壁や床への接地面の少ない彫刻を制作する。

2017年は私の想う理想の女性像 (母) を平面的な立体(ボリュームの無い立体)によって表現した。そこから派生し2018年からは ”Au fil du temps” (オ フィル ドゥ タン)/ 時空を超える をシリーズで制作している。”Au fil du temps” の fil / 縫い紐、紐を使い、temps /時間 世代を越えていく時のつながりを表現している。